鈴木のブログ

病気と子育てで頭がいっぱいなワーキングマザーのブログです。

3.11 産後でも術後でもなく震災から5年

毎月10日は術後記念日なのに対し、今日この日3月11日だけは、毎年東日本大震災の日。

そして毎年この日だけは、自分に起きた出来事がいかに小さく、なんでもないことかを思い知るんだと思う。

 

あの日、私は会社にいて、多少の不便はあったのものの家族もみんな無事で、翌日も福島のニュースを気にしながら普通に仕事した。当時同棲中だった今の旦那も、仕事柄翌日の夜まで帰宅できず、顔を合わせたのは翌日の夜で、旧耐震の5Fに住んでいた私たちの部屋は見事に荒れたままだった。片づけもそこそこに夕食を食べに外に出た。町は普通に動いていて、いつもより人こそ少ないものの飲食店はどこもやっていた。

 

でもしばらくは本当に怖くて、地下鉄も一人では乗れずいつも同僚と帰っていたし、家が古すぎて、ちょっとの余震でものすごい揺れるので、夜家で旦那の帰りを待つのも本当に怖かった。

 

私に起きたのはそれだけ。怖い思いをした、それだけ。何も自粛しなかったし(しばらくいろんなことが自粛モードだったよね?)、計画停電も経験しなかったし、水道も電気も止まらなかった。現場に行くのが怖くてボランティアにも行かなかったし、今でもなんだか怖くて海沿いに行こうとは思わなかったりする。海に行ったときはどこに避難するか考えてるし。

 

それでも津波の映像を見るたびに、被災した方々が少しでも前向いて生活できていますように、行方不明の方が早く家族のもとに帰れますようにと祈らずにはいられない。というか、祈ることしかできない。

 

日本に住んでいる以上、地震は避けられないことなんだから、備えるしかない。

どうしても地震が嫌なら海外移住すればいいし、私は日本に住みたくて住んでいるので、ある程度腹をくくるしかない。

 

被災する不安を減らすために実践した(している)こと

‐会社⇔自宅はなるべく近く!地下鉄での被災は怖いので、通勤は電車で10分。距離にして3-4キロ?ヒールでも歩ける範囲に。子供の通園通学もそうすると思う。

‐自宅は新耐震の1F!倒れる家具は置かない、落ちる物を上に置かない

‐自宅や保育園付近に古くて高い建物がないこと、地盤が強固なこと(よく調べた)

‐2日分くらいの食料備蓄!日本ならどこで被災しても3日以内に食料は来るはず

‐玄関に避難用リュック…おいているけど中身をアップデートしていないからこの週末にやる

‐ご近所ネットワーク。ママ友とマンション住人とは仲良くしている

‐新幹線などの1時間以上の長期移動では食べ物飲み物は必ず持参

‐海沿いに遊びに行くときは、地震発生時どこに避難するか考えている

‐常に、地震が来るかも、と思って生活している…最近薄れてきたけど、遠出するときは必ず思う

‐何はなくともお金。。現金はある程度もっていなくては、、、

 

こんなものかな。甘すぎ?もっと壮絶な被害を想定すべきか…。

でも、会社のビルはまぁまぁだし高層じゃないし、保育園も新築だし、自宅も新築だからその辺の倒壊被害はないでしょ。海も遠いし。ってゆーか、ここまで津波が来たり、新築の低層建物が倒壊するときは日本が沈没するときだからあきらめるわ。

火災でがっつり火が回りまくるほど住宅密集地でもないしな。水道電気ガスが止まった時のために、水は常に余分にあるし、電気はスマホの充電切れると痛いからちっちゃい発電機用意するか。ガスは旦那がキャンプ好きだからカセットコントがたくさんあるな。それでも自宅に住めないようなら、実家か親せき宅に避難。親族が散っててくれてよかった。

 

日本にいる以上、いつかは被災するだろうくらいに思っているのが正しいね。怖いけど。

それでも日本がいいな。海外にいようがなんらかの被災するときはするわけで、どうせ被災するなら絶対日本がいい。日本ほど災害に慣れている国はないと思うし、海外じゃ助からなそうな被害でも日本だったら助かりそうだし。日本が一番!

 

震災で亡くなられた方々へ、心よりご冥福を申し上げます。