2015年12月10日、幽門輪温存膵頭十二指腸切除術って手術を受けました。34歳、1歳児の母です。
十二指腸と胆のう全部と膵臓半分くらい、なくなりました。下に、手術から3か月後の手術跡の写真があります。
やっと術後3か月を迎えることができました。一つの目安としていた期間です。思っていたとおり、ほぼ手術前と同じ生活ができています。そして、体もそうですが心も復活してきたように思います。気持ち悪くなったり下痢をしたりすることが減ってきて、このまま人並みに生活ができる自信がでてくるというか。職場復帰も再来週よりリハビリ出社が始まりますが、とても待ち遠しく、化粧品や洋服を新しく買いたくなったり、しばらく失っていた○○したいという欲求が大きくなってきたような気がします。
また、体重も少しずつですが戻ってきています。といっても体重はまだ39キロ(身長165センチ、健康時43キロ、術後37キロ)ですが、睡眠を8時間以上とることと和食メニューを増やしたところ増加が安定してきた感じでします。
術後58日目(2016年2月5日)~術後92日目(2016年3月10日)
[体調]
ー手術跡の傷は忘れてしまうくらいです。でもうつぶせでの読書はまだつっぱります。あとホッカイロを張っていないと痛いというか、存在を感じます。
ー食後の不快感は脂っぽいものを食べすぎたときに発生する程度です。少し経てば収まります。
ー手術前の快便に近づいてきていますが、脂っこいものが続くと軟便や下痢になることがあります。
ー手足のしびれは完全になくなり、顔の麻痺はほんの少しだけ、歯磨きの時におくちくちゅくちゅをすると水が漏れてしまう程度残っています。
ー2時間立ちっぱなし歩きっぱなしとかは疲れますが、横なって休むという時間はほぼありません。
ーどういうわけか、生理痛が重くなり、排卵痛のような下腹部の痛みがあるので婦人科を受診しましたが異常なしでした。
ー体調が回復するとともに薬の飲み忘れが半端ないのですが、特に影響はなさそうです。
ーもともと通っていた鍼灸院にまた行き始めましたが、自律神経がまだまだだそうです。
[行動]
ー駅の階段や坂道での息切れはだいぶましになりました。というかほぼ健康時と同じです。意識して階段にするようにしています。
ー運動は週に1回のヨガと自宅にバランスディスク(バランスボールの小さい版。片足で立って筋力を鍛えるもの)を買い、家事の合間に使っています。ヨガのポーズ、うつぶせで頭を持ち上げるのがしんどかったですが、だいぶできるようになりました。
ー娘を乗せた自転車で踏ん張れず倒れてしまい、危なかったので自転車はまだ控えることにしました。
ー10キロの娘を抱っこ紐に入れて、新幹線で帰省するというのもできているので、家事・育児は何ら支障ないです。
ー2月にいった料理教室はすっごく疲れて帰宅後何もできませんでしたが、3月にいったときはそんなことなかったので、やはり体力筋力ともに日々回復しているのだと思います。
[食事] ※食べられる量は健康時に戻りました!
ー定食屋でもカフェでも、ラーメンでも、1人前はなんなく食べられます。
ー 洋食、お肉はやはり注意が必要。必然的に鶏肉(ささみやひき肉)が多くなりました。和食を食べていればなんに問題もないです。
ということで、体力的にも精神的にも健康時に近づいてきました!まぁでも調子に乗りすぎないように仕事復帰を目指します。(4月から本復帰になりました)
術後3か月の傷跡です。娘が毎日傷をさすって、「いたいのいたいのとんでけー!」ってやってくれます(涙)

術後4ヶ月めはいかに!?
術後4か月目の生活(体調・行動・食事)あるはずの臓器がない生活にまだ慣れない - 鈴木のブログ
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