鈴木のブログ

病気と子育てで頭がいっぱいなワーキングマザーのブログです。

術後8ヶ月、やっと人生を取り戻せた気がしました

2015年11月、突然手足がしびれ始めて、そのうち黒色便が出始めて、あれよあれよと食べられず、歩けずで原因不明のまま病院4件目でやっと入院。入院してすぐに顔面麻痺で目や口がうまく閉じられずしっかり話せなくなり、しかも貧血でぶっ倒れて輸血400ccと絶対安静。

ERCPとか髄液検査とかつらいつらい検査の結果、神経内分泌腫瘍(黒色便の原因)とギランバレー症候群or腫瘍随伴症候群(しびれや麻痺の原因)と診断され、それぞれ手術と免疫グロブリンを5日間点滴するという治療法が決定。2015年12月10日、幽門輪温存膵頭十二指腸切除術を受け、腫瘍とともに十二指腸と胆のう全部と膵臓半分くらい切除しました。

術後の病理結果で、神経内分泌腫瘍ではなくgangliocytic paragangliomaと診断され、良性よりは悪いが悪性ほど悪くなく、再発の可能性も少ないというラッキーな知らせをもらいました。

退院後は、リパクレオン(消化剤)とネキシウム(胃薬)、メチコバール(ビタミンB12)を服用しながら順調に回復し、しびれや麻痺もほぼなくなり、2016年4月に仕事復帰。5月に貧血が進行するも鉄剤で改善。そして2016年8月、血液検査もCTも全く問題なしで、術前と同じ生活をしてよいとのお達し!

 

タイトルどおり、なんだかやっと、やっと人生を取り戻せた気がしました。

 

2014年7月に出産してから、初めての子育てに右往左往しているうちに職場復帰し、やっと産後を卒業してOL生活再開だわ~と思っていたら、新しい服を買ったりネイルに行く間もなく子供とともに風邪ばっかり引いて、やっと落ち着いてきたと思ったら、まさかの病気発覚。上述の治療を経て、やっと制限のない生活を手に入れました。

 

本当にもうやっと×3!!神様ありがとう。先生、家族、友達、、全人類に感謝したい気分です(笑)

 

当然ながら、なくなった臓器は戻ってこないので、毎日焼き肉とかあほみたいな食生活はできないけど、食べたい時には好きなモノを食べ、行きたい時に行きたい場所に行け、好きなだけ家族や友達と遊べ、当たり前に仕事に通うことができる生活。

 

なんて贅沢なんだろう。

 

この気持を忘れずに、そして臓器が足りないことも忘れず(体調いいとすぐ病気になったことを忘れちゃうから)に、これからも生きていきたいと思います。

 

順調すぎる術後8ヶ月を過ぎて、9ヶ月目。まさかの再入院・・・

なんと、本日、急性膵炎で入院してしまいました。 - 鈴木のブログ

 

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