鈴木のブログ

病気と子育てで頭がいっぱいなワーキングマザーのブログです。

本当に痛かった3回目の膵炎の話

陣痛か?術後か?ってくらい痛かったですが、今回も無事生還いたしました。2017/11/13(月)~2017/11/20(月)までの8日間入院し、1日お休みして、11/22より仕事復帰です。

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毎回恒例、夫氏からの退院祝いのお花

もうワーキングしてマザーはできないのかもって落ち込んでます。元気ですって書いた日の3日後に3回目の膵炎です。元気になんてなっちゃいけないのかもしれません。とりあえず勤務時間は更に短縮して現在の7時間から6時間に。これでどうにか膵管拡げる処置までもちますようにと思ったんですが。。。退院早々腹痛再燃だったり紆余曲折あり。これまた別記事で。

 

確かに前日の食生活でやっちまった感はありました(土曜に高いハンバーガー。日曜にカルボナーラ食べたけど、もちろん数カ月ぶり。)が、夏の2回目の膵炎以降は週末のどちらかは予定入れないでちゃんと家でゴロゴロしていたし、鍼も通っていたし、早寝だったし、平日は毎日お弁当で低脂質だし、食後に気分が悪いとか左側の腹部や背中が痛いもしばらくなかったし(前日にハンバーガーとカルボナーラ食べても)、薬もちゃんと飲んでいたし、便秘も下痢も浮腫みも、本当に体調不良らしい何かはなにもなかったので、なぜ…。

 

前回の膵炎からの反省で控えていた、あそのこのラーメン食べときゃよかった、とか、あの赤ワイン2杯で辞めといたけど、もっと飲んどきゃよかったとか、思う(苦笑)どうせなるなら。飽くなき食への追求もこれまでか?

  

2回目膵炎から4ヶ月です。術後1年11ヶ月、3度目の膵炎です。完全に慢性膵炎って書かれたがな。1回目の退院証明書には急性膵炎。2回目、膵炎。3回目慢性膵炎。このブログのカテゴリーも急性膵炎から変更せねば。

 

そして、ついに有給も全てなくなったので欠勤です。休めば休むほど収入が減る。。有給での入院なら気付かなかった人事も欠勤だとやれ診断書を出せとか復帰して大丈夫なのかとかえらい心配をかけてしまったし、今保険証変わると手続きも煩雑なので転籍も延期してもらいました。いろんな人に迷惑かけてて申し訳ない。

 

ってことで3回目膵炎の経過を覚えている範囲で。

 

2017年11月13日月曜日 入院1日目

 初日のことはここに書いたとおり。アミラーゼ2000超。痛すぎる3回目の膵炎 - 鈴木のブログ

最初は仕事にも家事にも育児にも支障のないかる〜い胃の痛み。寝る前にいつものネキシウム飲めば治るかな〜みたいのが、15時ごろ甘めのチャイラテを飲んでいたら出てきました。ちなみにその日のランチは豚汁とおかかおにぎりとみかんで、確かにいつもよりは脂質多め。で、夕食にはランチの豚汁にうどんを入れて食べ、子供と入浴。おやおや?と腹痛が強くなってきた気もするが、胃薬飲んで寝かしつけの絵本。この辺りで横になるのがしんどいくらいになってくる(食後3時間くらい)。膵炎と胃痛の違いってこの横になって楽になるか余計痛いか、な気がする。ヤバイかもしれんと思いつつ、明日は主治医の外来が午前中だから行こうかと考えながら電気を消して添い寝するも、こりゃあかんレベルになってくる。夕飯の消化と共に膵臓が暴れている感じ。とはいえ、まずは子供に寝てもらおうと、娘よ早く寝ろーーーと真っ暗な中で必須に耐え忍びながら祈ること15分、もうだめだ、クスリを飲もうとカロナールを二錠。そして珍しく早く帰宅した旦那に打ち明ける。娘は結局寝つけてない、午後10時。金曜に元気って言ったばっかで恥ずかしくて他の病院に行こうかと思ったけど、諦めて手術した病院に電話。そして着替えて、1人タクシーで病院へ。念のためパジャマだけ持って。

病院に着く頃にはカロナールが効いて少し楽に。大袈裟なことしちゃったかなと思いつつ、すぐ診察へ。問診で食事について主治医から指導はないのか聞かれ、質素な食事、、、とぼそっと答えたら、「だったらなんで食べるんですか?」とマジ詰め。。機嫌が悪かったのか、看護婦さんにも横柄な先生で、怖いし、来なきゃよかったってのと、なんで食べたんだろうってのと、まだ結果も出ていないのに、頭を抱えて泣きそうでした。

結果が出ると、あ〜アミラーゼ2000超えてるわ〜白血球も高い。また入院ですね。とざまぁみろって言われているみたいで、本当に落ち込みました。そして入院する外科病棟へ車椅子で移動。時すでに午前1時半。。どうせ来るならもっと早く来た方がみなさんの迷惑にならないですね、はい。おそらく近くで飲んでたであろう(顔が赤くて、あんまり近くに来なかった。笑)担当に先生も駆けつけてくれて、「また来ちゃいました〜」と自分に呆れて、何も言えなかったです。

緊急入院の説明とか看護計画とかいろいろおわって、電気が消えたのが2時過ぎ(夜間なのでこの日だけ個室というか、救急用の部屋)そこからはもう痛くて痛くて。。炎症を抑える薬だとか痛み止めの点滴、あと吐き気止めと、たくさん点滴したけど、それでもとてもじゃないが眠れず。自分でオペ後か?!って突っ込んでました。今思えば座薬とか、もっとお願いすればよかった。なんか痛いのは仕方ないと我慢しちゃうんだな。しかもその部屋トイレなくて、トイレがめっちゃ遠い。でも痛くてパニクりそうになったら、動くのも痛いがなんとか点滴にしがみつきながら前かがみで歩いてトイレ行って落ち着かせてた。寝返りなんて痛すぎて、ただ仰向けで動かないか座ってるかが辛うじて楽な姿勢だったような。眠れば、眠るほど痛みがひいていくのは過去の経験からわかるんだが、この日はもうとにかく大人なのに泣けるくらいに痛くて、眠れなかったです。

 

2017年11月14日火曜日 入院2日目

朝6時から採血。前の採血から6時間しかたってないけど?と思ったけど、点滴6時間しただけでアミラーゼ1000まで下がってる。すごい回復力。とはいえ、1000もあって、多少痛みがマシになった気もするが、まだまだとても直立では歩けない痛み。

朝7時過ぎ、なんと2年前の手術の時に最初に担当してくれていた先生(当時1年目研修医)が現れる!「外科医として戻ってきたんですー」と。痛くて起きるとかムリだったけど、会えて嬉しいことだけは伝えました。実際うれしかったし、やっぱ女医さんのほうが話しやすいし、なんでも聞きやすい。同時に昨日酔ってたであろう担当の先生もやってくる。お医者さんってほんと朝早くてご苦労さんだわ。

そして8時半過ぎ、主治医が現る。「金曜に会ったばっかじゃん(苦笑)」と。エェ、ソウデスネ。ワタシゲンキデシタネ。カルボナーラ食べたとかは伝えたような。でもカルボナーラくらいでなんないでしょ?って感じなのか?そりゃ、そうか。もともと次なったらやろうって言ってた、「じゃあ、あれ(膵管拡げるやつ)やろう」と担当の先生に手配を依頼しつつ、去っていきました。アァ、イタイ。なのに、膨大な点滴でトイレ近い。昨日寝てなくて眠い。しんどすぎる。

10時頃?大部屋にうつる。徐々にウトウト。少しでも眠ると痛みは改善される。出張を取りやめて半休を取ってくれた夫が依頼した荷物と共に現る。前回と違ってほぼ依頼通り‼︎さすが。夫のランチに付き合おうと食堂向かいがてら、入院手続きをしにいったら、痛くてそれどころではなく、1人で先に戻りました。そしてシャワーもせず、この日はずっとベッドでじっとしてました。

昼過ぎに突然母親が来て、あれ食べるからだとか、週末出歩いているからだとか、ひたすら文句を言って帰って行きました。なんなの?と思いつつ、自分も子供が風邪引くと、お風呂上がりにすぐ着替えないからだとかえらい文句言ってるので、血筋だなと思いつつ反省しました。

 

2017年11月15日水曜日 入院3日目

痛みはだいぶましになって、直立で歩けるように。採血もなく、ご飯もなく。今回は点滴の数がハンパない。前回は輸液だけだったけど(前々回は抗生剤もしてたから、処方が主治医か担当医かで違うっぽい)、今回は輸液に加えて抗生剤に、膵臓の薬(フサンとかっていうフォイパンの点滴版?)、胃薬。当然トイレの回数もハンパない。膵炎って毎回蓄尿させられるのだけど、一袋じゃ足りなかった。

あとは、丁重にお願いして窓際のベッドに移動させてもらった。前回と同じ場所。

午後は会社の人が来てくれた。会社で使ってるサンダルを持って来てもらった。病院と会社は家より近い。

もともと東京にくる予定だった両親が来た。この日、このまま両親が保育園に迎えに行き、本人が行きたいといったら実家に託すことになっていたが、当然ながら行きたいと言い出し、パパは捨てられ、見送ったとのこと。

 

 2017年11月16日木曜日 入院4日目

朝採血で血糖値が低いとかで(60だった)、8時ごろにブドウ糖を飲まされる。すぐに77まで上がったけど、膵炎 低血糖で調べるとろくなこと書いてなくて凹む。というかこんだけ輸液(ソルラクト)してるのに、糖分入ってないの?昼食から流動食が出たので全部飲み干す。相変わらず塩の使い方がわからないので、重湯にいれてみた。午後は幼馴染を呼び出しておしゃべり。いよいよ暇になってくる。

夜、子守がなくなった夫が、頼んだUNIQLOブラトップ(これ入院の必需品)を買って来てくれた。明日からは子供がいる私の実家に行ってくれる。

この頃は頭の中が食べ物でいっぱいで、食パンを焼いている夢を見てた。笑

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2017年11月17日金曜日 入院5日目

採血なしだけど、ご飯が三分粥にあがる。週末退院かと思ったら、担当医にゆっくり食事をあげて行って月曜にしようと言われる。もはや七五三に間に合えばいいので了承。ただし暇である。何したか記憶になし。腹痛はないが、食後の違和感はある。

この日だったか主治医から、膵管と空腸縫合部を拡げるバルーンがついたカメラ?(と、理解した)がこの病院になくて系列病院から借りて来るんだが、予約がいっぱいでキャンセル待ちなんだと。だから一旦退院して、それが来たらもっかい入院してやる、と。可能な限り早くやりたいのだけど。だってなんかほんと膵臓やばそうで、今回の膵炎。

 

2017年11月18日土曜日 入院6日目

朝採血と尿検査。食事始まってちょっとお腹痛い?と聞かれて、何か悪くなったかと思いきや、尿検査でちょっと何かが上がったらしいが、夕食から五分粥にあがる。午後、夫と娘が実家から来る。個室じゃないから落ち着かず夕飯前に帰ってもらったが大号泣で無理やり引き剥がされて帰って行った。翌日の外出が許可される、、だったら退院でも?と何度も思ったけど。ご飯は全て完食。下痢もなく、どちらかというと便秘気味だが張った感じはなく、良好。

 

2017年11月19日日曜日 入院日7日目

念願の食パンが出たので、ワクワクしながら焼きに行く。点滴終わりかと思いきや、まだ抗生剤がのこっており、14時の点滴が終わったら家に帰ることに。食事も全粥にあがって、昼食にミートソースパスタが出る。いいのか?完食。荷物いくつか持って、タクシーで自宅へ。子供が遊んでくれるかと思いきや、パパと近所の遊具施設に行くと言い出してちょっとしょんぼり。母の存在薄し。ま、ちょうどいいので久々に湯船に浸かりのんびり。おふろ上がって、片付けたり、夕飯下ごしらえしているうちに病院に戻る時間になったので、明日は保育園迎えに行くねと言ってしばしの別れ。病院戻って最後のぐーたら。22時の最後の抗生剤点滴が終わって1週間ぶりにはずしてもらう。すっきり。

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2017年11月20日月曜日 入院日8日目退院日

朝採血と尿検査して、食パン食べる。帰る準備。フォイパンが処方される。どこも痛くないし快調。前回の外来で入れた12月の普通の内視鏡とCTの予約はそのまま、次回外来も前回のまま退院後1ヶ月後でいいと。主治医だったら退院の2週間後に入れるはずだけど大丈夫か?担当医くんと思ったけど、とりあえず3週間後の内視鏡でね、とさよなら。膵管拡げるやつはいつなんだろ〜と思いつつ(外来で相談って言われたけど、そんな先なのか?)1人でさくっと病院を後に。8日間で10万くらいでした。

次の外来の採血に初めて血糖値が追加されてたらしく、ご飯食べないで来てと看護婦さんに言われたのがものすごく気になり、あれ以来触れられていない低血糖といい、なにこれ糖尿病ようこそなの?

 

でもって今回の入院、同世代の患者さんが結構いてびっくり。概ね婦人科系の手術っぽいけど、大丈夫か、日本、と思いました。合わせて、みんな翌日には退院とかスタスタ歩いてたり、自分の術後とは雲泥の差なのもびっくり。いろんな手術があるんだわね。

 

そんなこんなで無事退院し、1人電車で帰りました。3回目膵炎終わり、、、、じゃなかったんだなぁ、これが。。つづく。。。。

3回目膵炎退院からの七五三と4回目膵炎入院 - 鈴木のブログ

 

 

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