鈴木のブログ

病気と子育てで頭がいっぱいなワーキングマザーのブログです。

術後2年半、主治医とサヨナラしてきました

2015年12月10日(当時34才)、幽門輪温存膵頭十二指腸切除術って手術を受けました。36歳、3歳児の母です。十二指腸と胆のう全部と膵臓半分くらいなく、術後2年半で5回の膵炎入院。ダブルバルーンERCPで膵空腸吻合部の狭窄部分を拡張させ、2ヶ月が経過したワーキングマザーです。

 

術後2年半です。やっと…。長いなぁ。術後5年まであと半分。これだけ膵炎膵炎膵炎で入院しているんだから、あんまり無事ではなかったけれど、少なくとも今現在は育児も仕事も旅行もできています。旅行といえば、GWのグアム旅行、予約したのは4月1日。ダブルバルーンからの膵炎発症で退院したのは3月28日。退院4日後にグアム旅行の予約をするとは、我ながら無茶というか、、すごいな、とあとで思いました。ま、無事に行って帰ってこれたので、よかったです。

 

さて、タイトルどおり、遠くの病院へ異動した主治医(手術をしてくれた先生)に会いにいって、正式に転院することに伝えてきました。連絡先ももらったし、円満サヨナラです。主治医が同じだった、お二人さま、先生は元気でしたよ~

 

時系列

2015.12月 手術。その後1-2ヶ月おきに通院。膵炎を4回。

2018.2月 当主治医によるダブルバルーンERCP失敗

2018.3月 当主治医に紹介状を書いてもらって、他院でダブルバルーン成功。5回目の膵炎発症したけど。

2018.4月 新しい病院ですべてのフォローが可能か確認し、了承をもらう。

2018.6月 異動した当主治医がいる病院へ行き、ダブルバルーンERCP成功報告とやはり通うのは無理と伝え、新しい病院で診てもらうことを報告

 

主治医がもといた病院で診てもらっていると思ってたみたいでした。ダブルバルーンERCPが成功したことを伝えると、「見つけられたんだな~(膵管口)。全然見えなかったけど」でも翌日から膵炎になったことを言うと苦笑い。それでも元気そうな私を見て、とても喜んでくれました。これからも今の病院で診てもらうと伝えた上で、私って再発とか基本ないんですよね?!と聞くと「ないっ。あったら相当……まれ(相当運が悪いと言おうとしたと思う。苦笑)」というお言葉を頂いて、何もないと思いますが、何あったら連絡しますね~と言ってお別れしました。

 

先生がずっと東京の病院にいたら、主治医のままお願いしていたかも?でもダブルバルーンは今の病院でやってたかな。ってことは結局転院?まぁ、わからないけど、とりあえずこの一連のことはとてもとーーっても勉強になりました。まず、受け身ではだめ。主治医も病院も自分で選ぶ時代。ネットのおかげで論文だってなんだって検索できるんだから、人脈と情報をフル稼働して、自分で健康を取りに行く時代だわね。

 

ただ、2年以上診てくれた先生に他院への紹介状をお願いするのは本当に気まずかったです。何かもっといい方法や言い方があれば知りたかったかな。最終的には、外科医の友達の後押しがあったからできたけど、お願いしたくてもできない人、結構いるんだろうな。これから治療方針を決める時だったら、セカオピしたいって言いやすそうだけど。ま、でも、とにかく円満にサヨナラできてよかったです。

 

続いて、新しい病院での定期フォロー結果です。もう1ヶ月も前のことだけど。貧血克服~鉄剤終わり!?と期待したけど、もうちょっとフェリチンがほしいってことで継続。あれ気持ち悪くなるから早くやめたいんだけども。 ま、仕方ない。

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ほとんど基準値内。2018.5.25の採血


そろそろ妊活を…と伝えたところ、「僕の患者さん2人(ステント入ってるっぽい)も、やっともうすぐ生まれるんで一安心なんですよー」と。妊娠中に膵炎が起きないようみんなでお祈りしていたとのこと。実際に起きなかったっぽい?

 

ふたりともこの病院で生んだのか

→産科と内科、同じ日に診察を入れて、この病院にしてもらった。ひとりは里帰り出産を希望されたが、その近辺に僕らと同じ技術を持っている病院が見当たらなかったので、許可できず、この病院でお願いした

 

自分は近所のクリニックを希望しているのだが

→鈴木さんは一応治療は終わっているので、他院でもいいかも。でも、クリニックかぁ…。

 

ま、本当にできたら相談しますね。

→そうですね。電話ください。あと、そろそろMRI一回撮りたくて。膵液がきちんと流れているかを診ましょう。

 

CTじゃなくて、MRI?

→膵炎のときの膵臓の腫れはCTのほうがよく見えるんですが、膵液の流れはMRIのほうがよく見えるんですよ

 

MRI、結構苦手で…でもお腹なら顔出せますよね…※MRIホント苦手で…。

→顔出せるし、うちのMRI広めらしいんで。他の患者さんでMRI苦手な方、ここなら大丈夫って言ってましたよ

 

そんな感じでいつもどおりなごやか~に診療終了。とにかくもう膵炎が起きませんように。おしまい。