2015年12月10日(当時34才)、幽門輪温存膵頭十二指腸切除術って手術を受けました。40歳、二児の母です。十二指腸と胆のう全部と膵臓半分くらいなく、術後2年半で5回の膵炎を発症し、2018年3月にダブルバルーンERCPで膵空腸吻合部の狭窄部分を拡張させた後に第二子を自然妊娠。妊娠中にも圧迫による膵炎を発症し、7回目の膵炎中に第2子35週で出産。出産後からの3年間膵炎なし!
2021.12月、めでたく術後6年を迎えました!
いろいろあったけれど、生きてるし、仕事も正社員続けているし、子供も産めたし、御の字です。
術後6年記念のMRI(CTと一年毎に交互に撮ってます)も、2年前より大幅に何かが悪くなっていることはないとのことだったし、血液検査もいつもどおり異常なしで、もうほんと忘れてました、病気になったこと。
相変わらず病院卒業にはならないけれど、半年に一度ちゃっと行って血液検査と雑談して帰るだけだし、オペ記念日は12月10日だったけど、その日も全く気付かなかった。ある日、あ、6年記念だったー!みたいな。
術後5年を過ぎてやっと手に入れた脱・病人なような気がします。
何よりもこの1年は、2年間の育児休暇から復帰して働きだした1年間だったので、めちゃくちゃ忙しかったし、正直つらかった。。もう仕事辞めよう、正社員は辞めようと呪文のように唱えていたので、病気のことに頭が回らなかったというのが正しいかも。
復職して3か月くらいは毎日胃が痛くて、疲れきっていて、胃カメラやったりしたけど逆流性食道炎くらいで特に大きな異常もなく、そのうち体調の波もなくなり、病気というより仕事のストレスと、コロナ禍特有の問題である、保育園休園やら濃厚接触者認定(次女本年度3回認定されたけど、全部陰性)やらで2歳児見ながら在宅で仕事しなきゃいけないとかホントしんどくて…もう病気云々ではなく、ただの働く母のストレスで、完全に病気だったことは抜け落ちました。
そしてなんとか乗り越えて、体調も悪くない、6年間悩んだ朝食にパンを食べると気持ち悪くなって動けない問題も、先に野菜やスープを食べることで解決した!(パン単独とか先に食べるとだめ)そうだ!転職しよう!と、新しいことに挑戦する気になったわけです。
なったのに、、、もう本当に病人は卒業したと思ってたのに、、、次回へ続く。