鈴木のブログ

病気と子育てで頭がいっぱいなワーキングマザーのブログです。

術後10か月&急性膵炎退院後の初通院は異常なし!

タイトル通り、2016年9月の急性膵炎退院後の初めての通院でした。
幽門輪温存膵頭十二指腸切除術術後、ちょうど10ヶ月。何事もなく術後1年を迎えることはできなかったけれど、とりあえず急性膵炎は完治したもよう。


でも相変わらず、気分は暗い。せっかくの早帰りで時間もあるんだから買い物とか行けばいいのだろうけど、どうも毎回通院の後は暗い。。病院に定期的に通っている自分、薬をわんさかもらって帰る自分がたぶんまだ受け入れられていない。あと少なくとも4年以上ここに通うのか。オリンピック終わってるな、とか。。異常なしなんだから、明るく帰ればいいのに。病院に行くたびに、健康な家族や友達とは違う世界にいるような気分になる。


さて、今日はいつもの採血に合わせて、尿検査と腹部レントゲン。どれも異常なかったらしく、膵臓の薬であるフォイパンは終了となりました。

とはいえ、とはいえ、質素な食生活をしてね、と。
術後問わず、質素な食生活が体にいいのはわかってるけどさ。わかってるけど、また聞いてしまった。

「いつになったら、なに食べても平気になるの?」
「いつになったら、なに食べても気持ち悪くなったりしないの?」

5年。

と言われて、目をまんまるくしたら

3年。に訂正(笑)

まだ1年も経ってないじゃない。そのうち慣れるから。


今回の外来、診察室に入るや否や笑顔で反省した?って聞いてきた主治医。あたしのこの暗い気持ちは確かに反省だなって気付いて「ずっとしてる。膵炎になる1週間前に術後一番多くの牛肉を食べたし。でもやっぱりそれが原因なの?」

うーん、1週間前じゃたまたまじゃない?術後1年経ってないし。数年たっても胆管炎とかなるし人もいるし。

「じゃあまたなるの?」

有り得るよ。

「とりあえず1年入院しないことを目標にする、、、低い目標だけど。。。」

そうだね。
(そんなに低い目標じゃなくても大丈夫!って突っ込みを期待したんですけど・・・・)

「じゃあ、1年入院しなかったらご褒美に焼き肉おごって💛」

いいよ!(即答。ほんとか?)


1年後の焼き肉を目指して、質素な食生活を誓ったのでした。もういい加減、料理がうまくなるしか、健康になる道はない!!結局料理が下手なうえ、レパートリーもないからついつい肉炒めとかになっちゃうんだよね。昨日も夕飯に肉なしお好み焼き食べたら、夜中に胸が痛くて目が覚めました。胸やけってやつらしい。お好み焼き、油使うじゃんって言われた。お好み焼きくらいで?と思ったけど、そういうもの?やはりあたしの感覚がおかしいの?
ってことで、料理上手になるべく、借りてきた本たち。

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職場復帰を退院翌日からしてるって言ったら「えぇ?!」と言われ、退院の日に仕事復帰いつからしていいか聞こうと思ってたのに先生病室に来てくれなかったじゃんとクレームを申し上げました。「ごめんね」って(笑)どっちにせよ、有給なかったから働きだしたと思うけどね。すわってカタカタPC打ってるだけの仕事だし。



最後にまたほんと元気になったねって言われた。文句言えるほど元気になったねって(笑)
この先生にはじめて会ったとき、顔が麻痺してたから今みたいに笑ったりできずで、そのまま手術、そして辛すぎて笑えず(笑)。たぶん先生は私の表情の豊さにそういってるのかな。
「先生のおかげだねぇ~」っていうと、とってもうれしそうでした。そして、年も年だし早く妊娠しろって。(こう書くとセクハラみたいだけど。笑)
「本当に大丈夫なの?」と聞くと、大丈夫!とお墨付きをもらったので、善は急げだな。


ただ、体重は、妊娠したいから増やしたかった体重は、もう増えないから無理に食べるなと言われた。
病気前の43キロ(身長165)は遠い遠い道のりでした。半年かかって4キロ戻して41キロ。けど、そこで頭打ち。膵炎2週間前はなんとか42キロになりそうで食べまくった。そしたら病気になった。確かにもう増えないのはわかったけど、この体重で、こんな痩せてる体で、本当に赤ちゃん宿せるのかな。。


膵炎は術後初めてのリアル体調不良で、また入院になってしまって、子供の手を引いて救急に行かざるを得なくて、これで二人もいたらもっと大変だなと思ったし、ちゃんと育て上げられるか本当に不安で、自信もなくなった。

でも、もしいずれにせよ長生きができないなら、なおさら兄弟がいたほうが、にぎやかで楽しいんじゃないかって思って、それも2人目がほしい理由。もしあたしが死んじゃっても、また長く入院したりすることがあっても、姉弟とパパの3人のほうが寂しくないはず。パパが仕事で忙しくても、姉弟で遊べるし。だから、家族のためになんとかあと一人ほしいんだよねー。


なにはともあれ、質素な食生活ですね。


次回の通院は術後1年記念の12月。涙の1年記念。来月の11月には病気になって1年。あの日を思い出さずにはいられない。急に手足がしびれて、急に歩けなくなったあの日。今元気なことに感謝。

祝!術後1年。主治医から「本当に手術したの?」 - 鈴木のブログ

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