鈴木のブログ

病気と子育てで頭がいっぱいなワーキングマザーのブログです。

急性膵炎?退院後の食事と職場復帰

2015年12月10日、十二指腸粘膜下腫瘍(gangliocytic paraganglioma)と診断され、幽門輪温存膵頭十二指腸切除術って手術を受けました。35歳です。腫瘍は良性以上悪性未満ってとこで、術後経過観察以外の治療はありません。十二指腸と胆のう全部と膵臓半分くらいありませんが、2歳児育てながらワーキングマザーやってます。

 

術後10ヶ月を目前に、体調も良かったのですが、1年に2度も入院するとは…。今や、健康優良児だった形跡はなく、完全に病弱な人認定されています。。病弱な上、育児時短勤務・・・・使えなすぎるOLです。

 

とりあえず、一過性の膵炎ということで、2016年9月23日(金)から5泊6日の入院生活で、2016年9月28日(水)に退院しました。退院翌日の午後に軽く職場に行き、10月3日(月)より本復帰です。体調は普通。もちろん腹痛もなし。退院した日は体力がなくなっていて疲れましたが、2-3日で回復し、体重もあっという間に膵炎前の41キロ戻りました。

 

そしてもう腹を決めて、この体と付き合っていくしかないとやっと思えたわけで、さっそくお勉強です!図書館で借りてきました(あくまで買う気はなかった。笑)。

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膵炎の人の食事 (すこやか食生活シリーズ)が思いの外、勉強になりました。簡単だし、ナナメ読みでさらっといけます。当たり前の事が書いてあるのかもしれないけれど、私のようなド素人には「そうだったの?!」みたいな内容でした。むしろ、術後に読んでおけばよかった。膵炎じゃなくても膵臓切除している人は読んでおいて損はないと思います。

一番目からウロコだったのは、膵臓が悪い人(機能が40%低下している人とか書いてあったような、、つまり膵臓切除してる人と理解しました)にとって、一番負担のないエネルギー源は糖質だったってこと。糖質≫タンパク質≫脂質の順番。糖尿病とは反対なんだって。糖質制限が今こんなに流行っているけど、膵臓悪い人にとっては真逆。どおりで脂質制限の病院食が、おかゆが300gもあるわりにおかず少なかったわけだと。あ、ちがう?(笑)

何はなくとも、炭水化物で腹を満たし、野菜と大豆(タンパク質)をとり、ほんの少しの脂質を嗜むと理解しました。

そして、よくないものはアルコール、カフェイン、香辛料が挙げられてました。

この本買っちゃおうーかなー。何度も読み返すことになりそう…。

 

脂質はだめということはよくわかったので、じゃあ脂質が少ない食材って何?ってことで借りてみました。 

脂質コントロール食―膵炎・胆石・胆のう炎・合併症など (おいしい食事療法シリーズ)

からの抜粋画像。

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魚ならなんでもいいのかと思ったらそうでもないのね。退院した週末にしめ鯖やサンマの刺し身とかどか食いしちゃったけど(苦笑)、脂質多い模様。

退院してこの1週間は、お肉、揚げ物はもちろん避けてますが、ご飯や麺は普通の硬さで食べているし、パンも、卵焼きも、普通に食しており、お煮しめとか野菜を多めにしています。そしてこれからの季節、お鍋やおでんがいいかな、と。

 

下図は加工品の脂質。ケーキなんて食べちゃうと、一日の脂質が終わるねぇ(苦笑)

栄養素のはたらき バランスよく食べて元気になる!〈第2巻〉ご飯を食べて成績アップ?―炭水化物・脂質からの抜粋。この本は子供向けなので、非常にわかりやすい。

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膵臓半分でも、胆嚢や十二指腸が全部なくても、気をつければ健康でいられる「はず」で、そして今までの気をつけ方じゃ足りないこともわかったので、またもう一歩気をつけるレベルをあげて、過ごしていきたいと思います。

 

まずは1年間入院しないで済みますように。低い目標…(苦笑)