「ガングリ・・・・なんちゃら」って言ってたと思います。
日本語名はないんでっすって。
古い文献で30年で15件の症例ってちらっとみたけど、結構珍しい腫瘍なようで、この15件に関してはみんな同じ十二指腸にできて、比較的自覚症状はなくて検査でたまたま発見されるとか、自分と同じく黒色弁で発見されるとかっぽい。
手術前に言われていた神経内分泌腫瘍(NET)と、ほかの2つの腫瘍が混ざった腫瘍で、いわゆる「NET」ではなく、gangliocytic paragangliomaというんだそう。
リンパ節への転移がないという点では良性なんだけども、このまま放っておいたらリンパ節へ転移する可能性はあったとのことで完全なる良性は言えないが、切除してしまえばその後の再発はほぼないそう。
だったら、切除するの腫瘍だけでよかったんじゃね?
って思っちゃうよねー。
でもとってみなきゃリンパ節の転移の有無もわかんないもんね。。今後の生活を考えると、失った十二指腸と胆のうと膵臓半分がとても恋しい。
そもそも腫瘍がもっと小さかったら内視鏡で済んだろうし、自覚症状なくこのまま放置していたらリンパ節へ転移していたかもしれないし、過ぎたことの「たられば」は不毛だけどつい考えてしまう。
手術の前までは、神様がくれた休憩と思っていたけど、術後は完全に罰ゲームと思考が変わったように、失った臓器やそれによって変えざるを得ない生活習慣を嘆くより、早く見つかってラッキー、手術で完治できてラッキーと、前向きに考えたい。